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2014年6月30日(木)ハンブルク
    
4泊で友人夫妻の住むハンブルクへ行って来ました。熱の周期が急に縮んでしまったので、3週間でも2週間でも大丈夫なように、日にちを計算して日程を決めたのですが、結局熱が下がり元気になった時に出発、帰って来た翌日から熱という滑り込みセーフで、何とかハンブルクの旅を楽しむことができました。
     

    
  彼女は私の日本の大学のクラブの仲間、彼はドイツ人。彼女が街を案内してくれたり、一緒に屋台で名物のカレーソーセージを食べたり、一緒にアルスター湖とそれに続く運河の遊覧船に乗って、運河沿いの素晴らしい別荘群に感嘆したりしました。何と言ってもハンザ都市として栄えた歴史がありますからね、何百年来のお金持ちがたくさんいるようです。

  ハンブルクは水と緑がとても豊かな美しい街で、10年ぶりにその美しさを改めて認識。それに当時は気づかなかった建築物の素晴らしさにも感心しました。ウィーンで一番目立つ建物は環状道路沿いの19世紀後半に建てられた国立オペラ座、ブルク劇場など擬古典主義様式のものが多いですが、ハンブルクの建物は、もっと軽やかで優雅。とっても気に入りました。

  国立歌劇場では彼女と一緒にバレエを見たのですが、その間彼が連れ合いを案内して、エルベ河とそれに続くハンブルク港の歴史的な倉庫群などあちこち見せてくれたそうです。

  二人には家に招待を受けて、手作りのハンブルク料理をご馳走になりました。美味しい食事におしゃべりも弾んで、楽しかったことと言ったら!彼らの住むマンションは、少し郊外のやはり緑豊かな水辺にあって、まさに美しいハンブルクそのものでした。住み心地いいだろうなあ。

 さて泊まったホテルは、その名もニッポン・ホテルという、畳敷きで窓には障子がついたシンプルなデザインに、上手に和のセンスを生かした宿で、ここはもう定宿だね、と話したくらい気に入りました。日本にもこんなホテルはありませんよね。旅館か洋式ホテルかのどちらかですもんね。畳が気持ちよかった! 港の周辺も見たかったし、今度はいつ行こうかな?


運河沿いの別荘

 

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