TOP 2012年5.6月の更新日誌 過去の更新日誌 2012年9・10月の更新日誌 ・更新日誌・ 2012年8月27日(月)突然涼しくなりました takakennさんからは、イギリスで訪ねた知人のご夫妻の話、ミュンヒェン国際児童図書館の庭で日本の子どもたちに読み聞かせをした話などを聞かせてもらいながら、児童文学の話、新潟とウィーンの冬の気候のこと、ウィーンにはないおいしいラーメンのことなどあれこれ話しているうちに、時間はあっという間に過ぎて行きました。その後、大分人が減ってきたシュテファン大聖堂・広場のあたりを少し散策しました。takakennさんは翌日の夕方、ベルギーに向けて旅立って行かれました。 面白い体験一杯の楽しい旅でありますように! 8月20日(月) 新しく処方して頂いた漢方薬は、効き目も穏やかで、今度は私の今の状態に合っているようです。どうかこのまま体力がついて行きますように! 休暇続き(7月26日) 田舎道を歩いていると、時々3,4人で満員になってしまうような、小さなチャペルを見かけます。きっと農作業を始める時、また終えた時などに、家族で祈りを捧げたのでしょう。何かこの土地に生きる人たちの心が伝わってくるようです。 ずっとついて来た子猫 2012年8月19日(日)さらにご無沙汰してしまいました! 2012年8月2日(木)ご無沙汰致しました! マウテルンドルフでは最初の10日ほどは雨ばかりで、外に出るのは食事と買い物だけという日が続きました。7月にこれほどの雨が降ったのは何十年ぶりだそうで、すぐ南隣のシュタイヤーマルク州では、豪雨で川が大氾濫、大規模な地滑りが起こって、60〜70件の家が全壊しました。破壊されなくて済んだ家でも泥が地下室、1階を埋め尽くし、復興作業には消防隊員だけでは足りず、軍隊からも応援がかけつけました。 どうやら豪雨が収まった後、お日様が顔を出してくれた日が何日かありました。 7月22日(日) 5mもあるサムソン人形がお付きの男女の人形と一緒に行進し、ブラスバンドの音楽にあわせて踊ります。サムソン人形は周辺の各町村にあり、各地のサムソン人形が集合するお祭りもあります。最初の写真に写っている青いエプロンの二人の女性は、大きな角の形をした入れ物を肩から下げていて、希望者にお酒を提供します。 サムソン人形のお祭りが生まれたわけを辿ると、16世紀に遡ります。宗教改革が行なわれてから、ヨーロッパ各地にかなりの勢いで新教が広まったので、危機を感じたカトリック教会は、旧教の宣教師を各地に送りました。ただし当時は文盲の人も多かったので、宣教の手段として、見て分かりやすい聖書の英雄、サムソンを使ったのだそうです。それが後にお祭りとして根付きました。外務省のオーストリア共和国データ(2012年6月現在)によると、オーストリアは74%がカトリック、4%がプロテスタントだそうですから、反宗教改革は大成功したことになりますね。 7月24日(火) 奥へ奥へと入っていくと、わあ、本当に来てよかった! 素晴らしい景色が広がっていました。途中山歩きをしている人にたくさん会いました。トレーナーに連れられて、馬で山を下っていく7〜8人の子どもたちのグループもいました。道が平らになったところでは、途中まで車で来て、そこからは赤ちゃんや乳児をベビーカーに乗せて押しながら、山の散歩を楽しんでいる若い両親もあちこちにいました。 ここは水の流れも緩やか。景色を楽しんでいる 雨が降って来たので、皆、山小屋の中へ 変化に富んだ風景を楽しんだ後、山小屋に着きました。たくさんの人が山小屋前のベンチで、おしゃべりを楽しんでいます。反対側を振り返ると、山の上に、モクモクと黒雲が広がっているのが見えました。これはもうすぐ雨が来るぞ、と思ったので、すぐ小屋の中に入りました。ほんの数分したら、ポツンポツンと雨粒が。と思ったら、いっぺんにすごい豪雨になりました。でもありがたいことに長くは続きませんでしたが。外にいた人たちが一斉に小屋の中に逃げ込んできて、中は一杯。山小屋のご主人が、子どもたちのためにお絵かき用の道具を持って来てくれたりして、小屋の中は和気あいあいとした雰囲気です。 コーヒーとトプフェンシュトゥルーデル(カッテージチーズのパイ)を頼んだら、コーヒーは大きなカップになみなみと注いであって、量は普通のコーヒーの4倍はありそうでした。トプフェンシュトゥルーデルは普通裏ごしチーズで作りますが、ここのは裏ごししないままのカッテージチーズで作ってあって、何と、こんなにおいしいの今まで食べたことない!というおいしさでした。近くに牛が放し飼いにしてあったので、搾乳するところから全て手作りのよう。ウィーンのケーキ屋さんも負ける味です。 変化に富んだ素晴らしい山岳風景を楽しみ、感じのよい山小屋のご主人やウェイトレスに接し、たっぷりのコーヒーと最高のトプフェンシュトゥルーデルを味わったので、私たちは幸せ感いっぱい。この体験がよほど楽しかったらしく、今まで山歩きなんて大嫌い!だった連れ合いが、今度から、色々な谷を訪ねて、少し歩いてみようよ!とまで言ってくれて、びっくりするほどの大成果でした。 周囲の山々には本当に数え切れないほどの山歩きコースが整っていて、子どもでも歩けるところから、登山家用の難度の高いコースまで揃っています。私は病気が発見されるまで、ワンゲルにいたくらいで、山が大好きなのです!ふっふっふ、ああ、よかった! &&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&& というわけで、出来上がるまで待っていたらいつになるかわからないので、とりあえずここまででアップすることにします。続きはまた次の機会に致します。すっかりお待たせしてしまって、本当にごめんなさい。
|
||