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2011年6月21日(火)歯周病治療ひとまず修了! 2011年6月16日(木)カフェでおしゃべり 私が気功を習いたいのだけれど、体調が落ち着かなくて定期的に習いに通うことができないという話をすると、「あら、気功なら、私、中国人の先生について数年間、習ったのよ。八段錦なら教えてあげられるから、一度うちにいらっしゃいよ!それで私には自然食のことを教えて!」ですって。そんなわけで、そのうち一度、八段錦(基礎気功のワンセット)を教えてもらいに伺うことになりそうです。 ガイスラーさんは、ただ今、新しい本の準備中だそうです。彼女は語る力のある人だから、今度はどんな本になるのか、楽しみです。 2011年6月15日(水)皆既月食 あらら、ヴィルヘルミーネ城に着く大分前から森の道路脇はびっしりと車で埋まっています。この分じゃ、お城の駐車場はもっと場所ないよね、と話しながら、それでもお城の駐車場に入っていったら、どこもかしこもギュウギュウ詰め!ところがなんとも運のよいことに、すぐ目の前で、1台の車が出て行ったので、うまく停められました!それが10時半頃。 角を曲がると・・・あっ、今度はさっきよりはっきりとモザイクの月が見えます!芝生の上は、敷地内のずっと向こうにあるユースホステルの方まで、人で一杯!ここにこんなにたくさんの人がいるのを見たなんて初めて!数百人はいるでしょうか。折りたたみ椅子やシートを持って来て、どっかと腰を下ろしている人たちで埋まっています。食べ物や飲み物も用意して来て、たくさんで輪になって座っている人たちもいます。彼らはもう何時間も前から来ていたのでしょう。ホテルも商売っ気を出して、机を出し、立ち飲み用のテーブルも近くに幾つか置いて、ボーイさんが、飲み物を売っています。買っている人も結構います。こんな時間にお祭りみたいで、それなのにこんなに人がいても静かで、何だか変わっていて、楽しくなりました。あ〜あ、月よりも、ここにこんなに集まっている人たちを撮りたかったなあ、カメラを持ってこなかったのがすごく残念でした。 私たちはただボ〜ッと立って、月のモザイクが少しずつ色を濃くしていくのを見ていたのですが、フッと横を見ると、何とオーストリア放送局が来ていて、テレビカメラを向け、マイクを持った人が誰かにインタビューしています。その後カメラマンは人垣を縫いながら、あちこちの人たちの様子を写していました。 月の変化は本当にゆっくり。30分も立っていたら足が痛くなってしまったし、ここまで見ればいいことにしよう、と帰ることに。モザイクの月は大分はっきりして来たので、他にもちらほらと帰り支度をする人たちがいます。11時でした。 バスの終点になっている広場まで下りて来たら、誰にも邪魔されず、二人だけでしっとりと月を見ているカップルがいました。周りのムードはないけれど、でも二人だけですもんね。月を見ると、左側が細く光り始めていました。皆既月食が終わって、またこれからいつもの月に戻り始めたわけね。帰宅したら、出掛ける前は東側の建物に邪魔されて南側の窓からは見えなかった月が、南の方に移って来て、よおく見えるようになっていました。そこで用意しておいたシャンパンで、皆既月食と私たちに乾杯!連れ合いはメキシコで、皆既月食を見たことがあるのだそうで、その時は、月が直径何メートルもあるかと思われるくらい大きく、しかも赤銅色の中に月のクレーターや海まではっきりと見えて、何だか怖いほどだったのだそうで、同じようなものを期待していたため、ちょっと気が抜けたようでしたが、でも私は、あのモザイクの月はとても美しいと思いました。 とにかくそうは見られない自然の不思議な現象が見られたのだし、あんな時間にあそこにあんなにたくさんの人たちが集まっているのを見るのは楽しかったし、まあ、面白い体験でした。夜中の12時には、みんなを騒がせた月は、すっかり明るい普通の満月に戻っていました。
2011年6月4日(土)ラクセンブルク城大庭園 1333年に、アルブレヒトV世が、当地の小さいながらもお堀つきの豪華な城郭施設を買い取り、以来、ハプルブルク家の所有となりました。マリア・テレジアによって1756年に大増築され、1780年には庭園施設をイギリス式に改造、大きな池やたくさんの島、森の中にはたくさんの散歩道のある、自然が一杯の大公園となりました。1周するには観光列車(と言ってもそれは外側だけで、実は自動車)で25分もかかります。 その後はしばらく近くを散策し、緑を満喫してから家路につきました。 2011年5月28日(土)休養に行って熱?! 先月の22日を最後に、一ヶ月以上も更新を休んでしまいました。ごめんなさ〜い!
5月1日から4日まで、休養のため山の宿に行っていました。
そこは海抜800mの山、狭い谷、山、狭い谷と続く本当の山中で、空気も特に濃密な山の空気。それで疲れて疲れて、食欲はなくなり、ウィーンに戻ったら、疲労の余り微熱が出てしまい、2日間、のびていました。その後も体調が回復しないまま、10日には熱は39℃となり、いつもの熱に移行、薬を飲んでやっと下がり、ああ、よかった、これで今日から起きられると思った13日(金)の朝、 何と微熱が出ているので、驚いて手足を調べてみたら、左腕の肘の内側から上が腫れています!虫刺されのようです。急いで漢方の先生に電話したら、運良く先生が出て下さって、心配だからすぐ来て、とのこと。急いで行って診て頂いたら怖い虫ではないようだから、と抗生物質の軟膏を処方して下さいました。 軟膏はとてもよく効いて、腫れはどんどん引いて行きましたが、翌日の夕方には、熱はまた39℃以上に。どうもまたまた私の熱に移行したようです。それで翌朝、また副腎皮質ホルモン剤を飲んだら、嬉しいことにお昼過ぎ、下がりました!というわけで、1日の短期休暇から始まった一連の事件は、ここに来て、やっと終りに辿り着いたようです。
あれほど力強い山の空気の中に行く時には、体が慣れるまでせめて1週間は滞在しないといけなかったのだと悟りました。初めての宿だったのでまず3泊と思ったのですが、思いがけない結果になってしまいました。
でも宿は、景色は素晴らしく、三ツ星なのに、部屋はきれいで広々として、眺めのよいバルコニーもついていて、まるでセミスィートのよう。食事はと言えば、全て自営の農園(野菜、パン、ケーキ類)と家畜舎(肉、ベーコン、ハム、ソーセージ、バター、チーズ)からのもので、すごくおいしい! お料理、ケーキの味も最高でした。
というわけで、場所はものすごく気に入ったので、次回はたっぷりと日を取って、今度こそ楽しんで来ようと思っています。
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