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2011年8月27日(土)冷夏転じて突然酷暑! 「ありがたくない初体験」を読んだ方から何通もの同情と励ましのメールを頂きました。今回はかなり参っていましたから、とてもとても嬉しかったです!本当にありがとうございました。もう二度とこんな馬鹿なまねはしないように気をつけます。 まだカフェイン入りのコーヒーは飲めませんが、お陰さまで、なかなか回復しなかった胃の調子も大分よくなり、ようやく洗濯、掃除、買い物に行く元気も出てきました。 こちらはなぜか週明けの22日、突然気温が急上昇。36℃になって、びっくり仰天しました。火曜日は38℃!水曜は37℃、木曜は35℃、そして金曜はまた37℃とすごい熱帯日続きです。アフリカ北部から熱風がヨーロッパに吹きつけているそう。 と言っているうちに今日は朝からかなり強い風が吹き、お昼頃の気温は28℃と大分下がりました。今、午後6時少し前ですが、外気温を見たら17.4℃! ここまで下がらなくてもいいと思うけど、風もさらに強くなって、いかにも豪雨の前という感じ。ドイツではとっくに豪雨で大変なことになっているそうです。日本でも暑くなったり、豪雨で涼しくなったりを繰り返しているようですね。お互い体調の調整に気をつけて、元気で過ごしましょう。 2011年8月19日(金)全然ありがたくない初体験 前回の更新からもう3週間半も経ってしまったのですね!ごめんなさい!
実は歯医者さんが処方した薬の副作用がもろに出て、10日ほど40℃の高熱と35度の超低熱の繰り返し、嘔吐・腹痛のかなりひどい状態で寝ていました。
元はと言えば、最初はドックンドックン、その後はズンズンと脈打つ歯痛のため、3日に歯医者に行こうとしたら、かかりつけの歯医者さんがちょうど休暇に行っていて、見てもらえなかったので、翌日の木曜日(4日)に代わりの歯医者さんにみてもらったのです。深い歯周ポケットが見つかって、炎症を起こした歯肉にブスッと注射して、(すっごく痛かった〜〜!でも微熱はこのせいだったと思われます)歯周ポケットの中のお掃除をしてもらったのですが、彼女はこの歯は抜くべきだと思うけれど、あなたには血液の病気があるので、抜いて大丈夫か、それとも抜かずに置くべきか、口腔外科の歯医者さんに見てもらって下さい。連絡取りましたから、すぐそちらに行って下さい、とのことで、歯医者さんのはしご。
次の歯医者さんは、後のことを考えると抜いた方がいいのじゃないかと思うけれど、今すぐに決める必要はありません。来週になればいつもの歯医者さんに見てもらえるのだし、抗生物質と解熱鎮痛剤を飲んで、それまで様子を見て下さい、でおしまい。
ところがところが、薬を飲み始めたら、翌日の晩から熱が上がり始め、悪寒が来て39〜40℃の高熱になるのと、今度は猛烈に発汗して35度の超低熱まで下がるのとの繰り返しが始まりました。その合間には嘔吐・腹痛ですからたまったもんじゃありません。週末の苦しかったことと言ったら! 間には私の熱も出て、それは感知して、副腎皮質ホルモン剤を飲み、下げることができました。 余りに症状がおかしいので漢方の先生にメールを書いてもらったら、今回の場合は、それらの症状は今飲んでいる薬が原因です。すぐにやめて下さい!とのこと。効能書きの副作用のところをようく読んでみたら、なんと、薬剤熱(!)、疲労感、嘔吐、腹痛、下痢、全部出ています!薬剤熱のところは「ごくまれに (=1万人に1人の割合)・・・出ることがある」ですって。これが私の場合、もろに出てしまったのですね。今まで一時的に飲んだ化学製剤で副作用が出たことはなかったので、その恐ろしさにびっくりしました。
月曜日、週が明けてまた診察を始めたかかりつけの歯医者さんに、明日、明後日のうちにそちらに行きたい旨電話し、9日(火)は、また34℃→40℃→35℃を午前中のたった6時間のうちに繰り返して、ヘトヘトでしたが、もうこれ以上はとても我慢できないと、午後4時に約束をとりました。ふらふらしながら、タクシーでそーっと行ってまたタクシーでそーっと帰って来ました。
代わりの歯医者さんでは、この歯は抜くべきだと言われていたので、抜かれることも覚悟で行ったら、例の歯をコンコンとたたいても何ともありません。
この歯医者さんはできるだけ自分の歯を保つのがよいという意見の人なのですが、「今の状態では何か治療をする必要は感じません。あなたの場合はベースの病気があって、免疫力が非常に落ちているので、これからも次々と色々な症状が現れてくるでしょう。今回は免疫力が落ちた状態で、歯が暴動を起こしたというところだと思います。あなたの場合、できることは、とにかく食事を終えたらすぐ歯を磨くこと、そして病気と共に生きるしかありません」ということで、やっぱりねえ、それしかないのね、という気持ちと、抜かないで済んでホッとした気持ちとを抱いて、帰って来ました。 高熱はその日から出なくなりましたが、でも微熱はあります。そして翌日からは、何とおまけです、と言うみたいに下痢が始まりました(失礼!)。副作用なんだからすぐに終わるかと思っていたら、残念ながらそうは行かず、その後もまだお腹が重いズーンとする腹痛・微熱と一緒に数日続いていました。
体重も大分減ったし、今回はよっぽど体力を消耗してしまったらしく、なかなか回復しません。微熱もやっと治まったけれど、ものすごい疲労感でベッドから起き上がれないまま、日が過ぎてしまいました。やっとお風呂に入れたと思ったのに、出たら、疲労困憊してしまってまたベッドに舞い戻ってしまう始末。14日にはとりあえず起き上がりましたが、その後もちょっと何かするだけで、すぐにドッと疲れてしまい、今回の体力回復の余りの遅さには、例の薬の毒性の強さを思って、背筋が寒くなります。
要するに飲まなければ、みんな体験しないで済んだ症状なのに、わざわざ拷問みたいなひどい症状を自分に起こして、免疫力をさらに落としてしまったのですから、本当にばかな話です。こんなひどい体験は初めてでした。みなさん、薬を飲んで症状がおかしいと思ったら、すぐにお医者さんに電話するか、薬局に相談して下さいね。どうぞ、私みたいなことになりませんように!
でも昨日は嬉しいことがありました。ガイスラーさん(『サフィア−新生イラクを担う族長の娘』の著者)が、自家製の鶏のスープを持ってお見舞いに来てくれたのです。本当なら休暇から戻ったら、ガイスラーさんのところへ気功を習いに行くはずだったのに、思いがけない状態になってしまったので、「じゃあ、私が行くわ!」と忙しいところを来てくれたのです。「あなたを守ってくれますように!」と水晶の小さな守護天使まで持って来てくれて、とてもありがたく、嬉しい思いで一杯になりました。少しおしゃべりをして、それから気功のベーシック体操である八段錦の一つ目だけ教えてもらいました。そして「元気になったら今度は私がお訪ねしますね」と約束して、お別れしました。 2011年7月25日(月)大番狂わせ、ボタンが怖い!? やっと元気になったら、もう最後の週です。しかも最高気温20℃になるかならないかの寒さに雨。週末まで同じらしいので、もうどこかへ何かを見に行ったりするのは止めて、ゆっくり休んで、体力回復を図ることにしました。 そうなると心はおいしいものを食べる方にばかり向かってしまい、隣村の1軒しかないレストランのピザがものすごくおいしいと聞けば出かけ(本当においしかった!)、郡庁のあるタムスヴェークに評判の中華料理店があると聞いて、ここでは初めて中華料理を食べに出かけたり(私には塩辛過ぎたけど、それ以外は合格!)、いつものおいしいじゃがいものパンケーキ、レスティを再度味わいに行ったり、とグルメな毎日を過ごしました。 半分私設病院になったみたいな、大番狂わせの保養(療養?)でしたが、とにかく最後の数日は思いっ切りのんびりしたので、半分以下に縮んでしまった割には満足感は大でした。あんまり帰りたくなかったのは確かだったけど。 2011年7月5日(火)やっと夏? 日本では省エネしながら、熱中症対策もしっかり立てないといけないし、辛い夏ですね。皆さんそれぞれ工夫をされていることと思いますが、どうか上手に体力を保って下さいますよう。
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