5.タムスヴェーク(Tamsweg)、オーストリア    2002.8.1&8.8

  TamswegDenkmal.jpg (23356 バイト)    TamswegRathaus.jpg (23553 バイト)
   広場の両大戦戦没者        町役場。中世には有名な
     追悼記念碑。この町出身     画家の家族が住んでいたそうだ。     
     の戦没者名が刻まれている 
 

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   パン&ケーキ屋さんの      パン&ケーキの           じゃがいも料理のスペシャリティ
     ショーウィンドー。         「ホーフライトナー」本店      レスティ。サラダつきの軽い食事として
     籠は陶器製。                                  メニューに載っていた。

  

200281日(木) 
 やっとここの空気に身体が慣れてきたらしい。後頭部の酸素欠乏感がやっと消えた。身体のだるさもなくなった。するとちゃんと心も元気になって、そろそろどこかへ行きたくなってきた。

 ではまず近くの町、タムスヴェーク(Tamsweg)に行って見よう。聖レオンハルト教会のステンドグラスが素晴らしいらしい。バスで10分。ここは小さいけれど、村ではなくて町という感じ。市の開かれる広場に面して古い、立派な町役場が立つ。ルンガウの郷土史博物館もある。マリアプファルでいつも書き込みをさせてもらっているライフアイゼン銀行がここにもある。ここでもPCを使わせてくれるのかな、ちょっと聞いてみようかな、と思ったけれど、止めた。

 それにしてもアルプス地方の村や町は皆、どうしてこんなに愛らしいのだろう。愛らしくて、色彩豊かで、清潔で。あ、ケーキ屋さんを発見! ホーフライトナー、いつも行っているマリアプファルのカフェの本店だ。これは覗いて見なくては。なんてきれいなショーケース! 夢が零れ落ちて来るよう。何十種類あるだろう? ふと、ウィーンのデーメルを思い出してしまった。お客さんがずらっと並んでいる。創業は1859年。

 Cafeに入ると、ここもまた内装がいい感じ。少しアルプス風を取り入れているが全体として優雅な印象。一目で気に入ってしまった。さっき外の看板で見つけたレスティ(Roesti)を頼む。軽食も取れるのだ。掲示板で話題のレスティ。初めて主食としてのレスティを体験する。どんなのが出てくるのかワクワク。

 わ〜、こんがりしておいしそう! 18cmX10cm位の楕円形のレスティが二つ。緑の香草を振りかけてある。後でHPに載せて紹介しよう。Cafeの雰囲気も少し伝わるような角度で写真を撮る。香ばしくてとてもおいしい。玉葱が入っているかなと思ってよく見てもみじん切りの切れ端も見当たらない。バターだけでこんなにおいしくなるだろうか? もしかして玉葱の絞り汁が入っているかも? う〜ん、私の舌はまだ修業が足りないぞ。

 その後、余りにもおいしそうなので、木苺入りヨーグルトケーキとメランジュ(ウィーン風ミルクコーヒー)を頼む。うん、かなりおいしいけど、これにちょっとお酒を入れたら百点満点!

 聖レオンハルト教会の見えるところまで行ってみたら、ちょうど車が坂道を上っていく。相当長くて、かつ急な坂道だ。あそこを足で登るとなると、相当しんどそうだ。や〜めた。

 本屋さんを二軒見つけた。でも残念ながらお昼休み。三時間も。じゃ、また来ることにしよう。今日はついにレスティが食べられたのと、ホーフライトナーの本店を見つけたので大満足。

 

200288日(木)

    TamsBFenster.jpg (27222 バイト)      TamsFenster.jpg (29408 バイト)
   
書店のウィンドー。      これも本屋さんの窓
   児童書の他、通学カバン、
   ぬいぐるみも見える。

    
 やっと本屋さんに入れた。全部で10畳くらいの小さな本屋さんだ。ルンガウ地方、ザルツブルク州関係の本が比較的多い。児童書は本箱一幅分くらい。ルンガウとザルツブルクの写真集、ザルツブルク州の歴史の本を買う。

 再びレスティを味わう。でもこの前はバターと植物油とで揚げ焼いた味がしたのに、今日は植物油だけの味がした。ウェイトレスに聞いたら、植物油だけで、薄切りの玉葱が入っているそうだ。「すごくおいしかったから、また食べに来たの」と言ったら。「そうでしょ? おいしいでしょ、おいしいでしょ!」と言って、にこにこした。

 

            「旅日誌2002」 6.ビールへ

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