・ウィーン季節便り・

     2004年12月( 師走)

 アップがすっかり遅れているうちに、クリスマスが来てしまいそうなので、8月からいっぺんに師走に飛んで、クリスマス市の様子をお目にかけます!
  クリスマス市は、本来は待降節(アドヴェント。クリスマス前の日曜日の3週間前から始まります。今年は11月28日が、最初のアドヴェントの日曜日でした)の間に開かれるのですが、クリスマス商戦の影響で、年々早くなって、今年は11月半ばに始まりました。
  ウィーンで一番有名なのは、なんと言っても市庁舎前広場のクリストキンドゥル・マルクト(幼子キリスト市)。市の間、市庁舎がライトアップされ、市庁舎前には27mものもみの木が立てられて、イルミネーションで飾られます。しかも市庁舎の窓はアドヴェント・カレンダーに仕立てられて、毎日一つずつ窓が開けられていきます。市のスタンドのイルミネーションと一緒になって、暗くなってからの美しさは格別です。粉砂糖をふりかけたように、少しだけ雪が降ると、幻想的で夢のよう。でも今年は市が始まってからは、全然雪が降りません。
  市庁舎前広場以外にも、あちこちの広場や、シェーンブルン宮殿、ヴェルベデーレ宮殿など、数多くのクリスマス市が開かれています。

       
  ライトアップされた市庁舎とクリスマス市   大きなハートのレープクーヘンをもらうのは誰?

     
    星のイルミネーション                サンタさんがたくさん!


  市庁舎に近い、市の一番奥に、クリッペ(キリスト降誕の
  うまやの情景を模したもの)が作られていました。
  等身大に近い、かなりおおきなものです。

                      

 

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