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赤いロッコと緑のギル」 「赤いロッコと緑のギル」
エルアイユー社、\1,600(+税)、20,9cm x 28cm、本文30頁 どんなおはなし?
緑色の沼ゲッギは泳いだり、もぐったりするのが大得意。赤い岩ゲッギは険しい岩山だって軽くよじ登れる登山家です。ところが沼ゲッギと岩ゲッギはお互いに相手が大嫌い。すごく意地悪で、いやなやつらだって、いつも聞かされていますからね。
「にぎやか色のちび」と同じく、本書でもズージ・ヴァイゲルがイラストを描いていますが、カラフルな色使いの「にぎやか色のちび」とは雰囲気を変え、ここでは明るいながらも優しい色使いに変えています。今回も人形の作り方がついていますから、
作るのを楽しんだ後は、そのままロッコやギルになって、お話の世界に入って行きましょう! ゲッギたちの表情の豊かさと、昼の世界、夜の世界、ジャングルの様子の美しさが際立っています。 読者の声が届いています!クリックしてね! ロッコ あなたの声を聞かせて下さいな。
作者 ミラ・ローベ(1913-1995)
ドイツ、シレジア地方のユダヤ人家庭に生まれる。1936年、ナチスドイツの手を逃れてパレスチナへ亡命。1950年、ウィーンへ移住、フリーの作家となる。作品は多くの版を重ね、各国語に訳され、数多くの賞を受賞した。アイデンティティ、連帯、寛容といった抽象的なテーマを絵本においても矮小化することなく、納得のいく表現で描いている。言葉遊びとユーモア、リズム感に溢れた文体も特徴。オーストリアの代表的児童文学作家。 イラストレーター ズージ・ヴァイゲル(1914-1990) チェコのモラヴィア地方に生まれる。ウィーン応用美術大学および美術アカデミーで学ぶ。1954年よりイラストレーター。ミラ・ローベ作品の多くのイラストを描き、作品の成功に大きく貢献した。数々の賞を受賞。明るくユーモアのある絵に特徴があり、ペン画、水彩画、コラージュ、モンタージュなど、多様なテクニックを用いている。 News !
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