・ ウィーン季節便り・
 

2004年5月(皐月)

 八重桜 が終わって、今マロニエが花盛り。
  
  
フォルクスガルテンを英雄広場側から見る (5月4日)

                                
     近所の市電通りから。薄紫色の花がリラ、黄色がゴールドレーゲン(黄金の雨)、藤のように房になって下がるので、雨っていう名前がついたのね、きっと。(5月11日)


  旧市街の中心、シュテファン大聖堂の前で、大道芸を眺める人たち。(5月11日)
 

30日(日)、31日(月)とオーストリアは聖霊降臨祭の祝日。最近には珍しく両日とも素晴らしいお天気になった。気温も23℃まで上がり、これはもう家にいるのは余りにももったいないので、5月最後の今日、また大好きなヴィルヘルミーネの丘へ行ってきた。でも余りにも日がまぶしいので、少し待って出掛けたのは午後5時頃。30分ほどで着いて、見ると、お城のテラス・カフェからは 人声のざわめきが聞こえ、庭の芝生 では日向ぼっこのカップルや、家族連れがあちこちに寝っころがったり、腰を下ろしたり。まだ日はきらきらと輝いて、午後3時くらいの感じ。随分と日が延びた。 私も芝生に腰を下ろし、大好きな風景の中でしばし読書。

    ヴィルヘルミーネの丘に立つお城 

ウィーンの街を眺めながらゆったりと過ごす            
 
  寝っころがって日光浴をしたり、フリスビーで遊んだり。

 写真の右側が斜面、その下に広がるのがウィーンの街。後ろの建物はユースホステル。
  お城は写真の手前側。

7時頃、まだ明るいけれど、空気がちょっと冷えてきたので、腰を上げる。あちこちで寝転んでいた人たちも、ふと気がつくとほとんどいなくなっていた。バスの窓から見るウィーンの森は、ちょっと来なかった間に、もうすっかり緑濃い夏の森に変身していた。

                                             

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