ヨハンナ・アワド=ガイスラー著
福田和代・伊東明美共訳
「サフィア‐新生イラクを担う族長の娘」
お待たせいたしました!
2006年3月28日発売されました!
四六判上製、464ページ
清流出版、定価 2,940円
特別寄稿(静岡大学電子工学研究所、中西洋一郎様)を頂きまし た!どうぞご覧ください!
*読者の声が寄せられています!
現在40歳のサフィアは、新生イラクで、虐げられてきた女性たちが声を上げることのできる未来を築くために奔走する。世界が知りえなかったサダム独裁体制の真実が、今、明らかに――。待望の日本語版!
2003年秋の出版と同時にドイツ語圏で大きな反響を呼び、早くも1ヶ月後にはオランダで、翌2004年にはスペインでも出版された。2005年12月に行われたイラク国民議会選挙では、待望の議席を獲得!!新生イラクを担う〈サフィア〉の波乱の半生を描いたノンフィクション小説。(帯より)
サダムに族長の父親を殺され、父の遺志を継いで亡命生活の中で新生イラクのために活動を続けてきた女性民主活動家サフィアの半生記です。彼女は、2005年12月の国民議会選挙で、直接新生イラクの建設に関わりたいという長年の夢を、ついにかなえました。
大事件あり、恋あり、政治の駆け引きありの、サスペンスドラマみたいにドキドキする本です。でも主人公の人生をドキドキしながら再体験して行くうちに、自然にイラクの内政、西欧諸国やアラブ諸国の自国の利害を追っての戦略や駆け引きが手に取るようにわかるようになっています。サダムの立場とイラク国民の立場が違うことが世界に理解されず、その狭間で苦悩するサフィアの様子も浮かび上がってきます。
今までイラクの内情については、ほとんど知らされないままでしたから、驚くような事実が次々と飛び出してきます。イラク国民の、男たちの、女たちの、子どもたちの状況を、そしてその中で他の活動家たちと共に苦闘してきた一人の女性の人生を、どうぞ知っていただきたいと思います。
News!
*「サフィア」のインタビュー記事がオンライン朝日新聞にも載りました! どうぞ下線部分をクリックして下さい!
*どうぞお近くの書店またはオンライン書店にてお求め下さい。
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