更新日誌 2003年5/6月の更新日誌
2003年8月29日(金)
みなさま、ただいま〜!
報告が遅くなりましたが、月曜日に8日間の旅から戻ってきました!後半のミュンヘンでは酷暑の中を歩き回り、疲れて戻ってきたところに、次々と急ぎの仕事が襲ってきて(とてもありがたいことなんだけど、とにかく別のことをする暇が全然なかった)、今やっと一息ついたところ。とにかく眠りたいよ〜。
最初の4日間の山は体力回復には短すぎたけど、ほんとに美しく愛らしい村でした。あとで写真をお見せしますね。ミュンヘンでは疲れたけれど、友人たちに久しぶりに会えたのはとっても嬉しかった!
出掛ける前に済ませなければいけないことがたくさんあって、前日は睡眠3時間半で飛び出て行ったので、更新日誌にそっけないお知らせをちょっと書いただけで掲示板には留守のお知らせもせずに出て行ってしまいました。
ごめんなさい!かなりダウン気味でしたけど、もう大丈夫です。
まずは帰宅のご報告まで。
2003年8月16日(土)
明日から出掛けますので、しばらく更新ができなくなりますが、どうぞよろしくお願い致します。行ってきまあす。
2003年8月13日(水)
オーストリアの今日の最高気温は38℃(!)。またまた今夏最高を記録してしまった。いくら風通しがよくても、湿度が低目といっても、ここまで暑いともう溶けそうで、北側の部屋でアイスクリームを食べていた。でもこんなに毎日アイスクリームを食べていいのだろうか。だんだん体重計に乗るのが恐ろしくなってきたゾ。やっぱりこの辺でやめないと。早く涼しくなってえ!
オーストリアの緯度は樺太と同じなのにこんなに暑くていいのかなあ、と気になる。明日は今日よりは楽で34℃でしょう、という天気予報は言っていた。
2003年8月9日(土)
このところ中欧、南欧はオーヴンと化してしまっている。今日はドイツで何と41℃(!)になったところがあるそう。オーストリアの最高気温はそれよりは大分低くて34℃。日照りと乾燥でスペイン、ポルトガルでは山火事が消えず、大変な被害が出ている。さらに水不足から電力不足も起こっている。原子力発電所でも冷却水が足りないのだそうだ。河川の水位が下がって内陸の交通に大きな影響が出ている。そして旱魃による作物の被害。地球温暖化によって気候が極端になると聞いているけれど、本気の対策を取らなくていいのだろうか。来週もまた暑さと日照りが続きそうだ。
2003年8月4日(月)
宿のパンフレットが届いたので、ピュルクという壮大な山の眺めが素晴らしいという海抜800mほどの村のペンションに電話して予約。有名な場所ではないから宿も安い。これで宿の方は全部OK。今度はオーストリア国鉄のサイトで、列車の時刻と連絡を調べる。
ウィーン、ミュンヒェン間はインターシティ、ユーロシティなどの特急で行けば、4時間から4時間半で着いてしまうが、シュタイヤ−マルク州の山奥の村、ピュルクは、直線距離ではそれに比べればすごく近いのに、リンツで南西方面に乗り換えると3時間、ザルツブルクで乗り換えて南東へ下ると4時間半もかかる!しかもザルツブルクはリンツの1時間先だ。ザルツブルク経由の方が、ザルツカンマ−グートのメインルートとも言うべき景色のよいところを通るし、皇帝の避暑地として有名で、しかもとてもおいしいケーキ屋さんのあるバートイシュルも通るのだけれど、ちょっと降りてケーキを食べてというのは諦めた。これで後は来週あたりに切符を買うだけ。荷物はリュックにもなるパソコンバッグに詰めていくことにしよう。
2003年8月1日(金)
今突然ミュンヒェン行きを計画中です。
1999年にミュンヒェン国際児童図書館で知り合った韓国の児童文学翻訳家の友人が、8月半ばから1ヶ月またミュンヒェンに来ることになったんですって。それでなかなか会えるチャンスのない人だから、この際無理しても会いに行こう!と思い立ったの。もう、ミュンヒェンに超安宿を予約しました。
で、ミュンヒェンまで出て行くなら、ついでに数日間途中のザルツカンマーグートの山の中でいい空気吸って来よう、とこちらの方は今、村の観光課にパンフレットを送ってもらっている所。
引越しを決心して以来ず〜っと、息抜きをする暇なんてなかったから、今年は合計1週間だけれど、とっても楽しみ!
2003年7月27日(日)
今日のウィーンは、この夏最高の36℃を記録した。空は雲ひとつないカンカン照り。いくら湿度が低いと言っても、この暑さでは頭がボーっとする。南側の部屋はモワモワで、窓から吹き込んでくる風も熱風。じっとしてても汗がじわじわ。そこで、どうせ何もしなくても汗かくなら、この際家中掃除しちゃおう、と思い立ち、掃除機をかけ、床を材質別の洗剤を入れて、そこらじゅう雑巾がけ。これでかなり汗をかいた。今度はベッドカバーとシーツを洗濯機に放り込み、新しいのにかけかえた。勢いに乗ってレンジフードまで磨いてしまった。家中いっぺんにきれいになって、気持ちよくなった。
実を言うと昨日、大型家具店に行って(土曜日は午後5時までお店が開いている)、南側の窓につけるカフェカーテンを買ってきた。2枚の窓にかける65cm丈のカーテン地を切って、両端を縫うだけにテレビの音楽番組を見ながら、2時間もかかって、いよいよ取り付け。いわば目隠しと飾りのためだけれど、私の一番の目的は、ブラインドをすっかり上げて、部屋の中からウィーンの森とその手前の古い街並みのレンガ色の屋根が見たい!ということ。
昨日出来上がったのは夜だったので、今朝その成果を見た。ブラインドを上げると、檻がなくなり、すっきりと外の景色が見えて、しかもずっと明るくなって、ああ、いい気持ち!机に向かって右を向くと、カーテンの下の開いた部分から、ウィーンの森が見える!これこれ、こうしたかったのよね!上の部分からは大きな空が見える!カーテンは薄いローン地なので、カーテンを通しても外が見える。
私はどうもブラインドが好きじゃない。入れる光を、下ろしたままで加減できるのは、確かに便利には違いないけれど、光が遮られて暗くなるし、第一、檻の中にいるみたい。カフェカーテンをつける、と言うたったこれだけのことで、居住度がまたぐんとアップした。というわけで、暑かったけど、とても気持ちのいい日でありました。
2003年7月22日(火)
今日の日中は33度、お日さまギラギラ、と思ったら、今さっきすごい風が吹き出して、夜中は暴風雨になるらしい、というめちゃくちゃなお天気です。
世界的に気候が狂いだしているのは確かみたいね。あと5年もしたら、もう四季なんてめちゃくちゃになっていそうな気がして、怖いわね。
お蔭様でやっと仕事が忙しくなってきました。
ありがたいことだから、とにかくここしばらくはがんばらないと。
2003年7月21日(月)
コンピュータ・プロのダニエルくんがまた来てくれて、日本語XPをインストールしてくれました。それからその他の必要プログラムも入れて、今日のところは半分まで完成。今度のパソコンはハードディスクが2枚入るようになっていて、1枚には今のところ壊れたパソコンのデータ&プログラムがそのまま入っているのね。で、XPはもう1枚の方に入れたの。今度はデータ管理の仕方を今までと変えるために考えてくれた方法で、今度からはぐっとプロっぽくデータ管理ができるようになるはず。なんか楽しみ♪
ウィーンでは学校は6月28日から夏休み。今はみ〜んな交代で休暇に出かけています。近所の知り合いの一家は、親子4人で2週間ギリシャへ休暇に行って、2,3日前に帰ってきたところ。
で、今日から今月いっぱい、週末の家の方で過ごすんですって!
おとうさんだけが会社と週末の家を毎日往復(といっても車で40分)するそうで、ちょっと大変ね。
私はみんなが休暇に行くのを横目に見ながら、せっせと仕事。
今年は基盤作りだから、休暇なしで仕事に励まないと、と思ったけど、やっぱり数日でもいいから、気分転換に行かないと神経参りそうになってきました。
2003年7月18日(金)
日本は今むしむしに暑いのかと思っていたら、じめじめ雨で涼しい日が続いているのね。オーストリアは旱魃で農作物の収穫は30〜70%減というかなり深刻な状態。ドナウ河の水位が下がり過ぎて、貨物船は航行をあきらめたり、積荷を半減させたりしているそうです。ここ数日の一日の気温は17度〜32度というようなかなりの気温差。
お蔭様でやっと翻訳の仕事が入って来るようになりました。とっても嬉しいことなんだけれど、昔の古きよき時代のウィーンとは違って、インターネット時代はやっぱりここもテンポがかなり速くなったし、日本とも仕事の進め方が相当違うので、とまどうことや緊張することが続いてこのところ疲れ気味。でも新しいことが続けば気持ちが疲れるのは当然。ひとつの流れや形ができるまでの辛抱です。まずはウィーンに来て五ヶ月余りでここまでこられたことに大感謝。友人・知人の
のありがたさが身に沁みています。
2003年7月14日(日)
このところ2週間ほど最高気温が20〜25度という涼しい日が続いている。日中は結構暖かいので薄着をしていると、夕方から急に気温が下がってきて、つい風邪を引いてしまったりする。何だか夏の気分が全然しなくてつまらない。なんて言ったら、日本で蒸し暑い日々を過ごしているみんなに袋叩きにされそうだけれど、私としてはもうちょっと暑くなって欲しい。夜も窓を全部閉めて寝るし、朝起きた時はガウンを羽織らないと寒いくらい。でもさっきの天気予報でこれからはまた夏らしい日々が戻ってくるという。最初の明日は最高気温32度になるところもあるでしょう、と言っていたけど、ほんとかな。そしたら気分も晴れるんだけどな。天のお日さま〜ぁ、戻ってきてねえ。やっぱり夏は暑いのがいい!
2003年7月2日(水) 冬季オリンピック開催地決定
2010年の冬季オリンピックの開催地がカナダのバンクーバーに決まった。そしてオーストリアのザルツブルクで!という夢が消えた。オーストリアは予備選考は通ったのだけれど、残念ながら本選の第一次でだめだった。誰かのために一生懸命に願うことをドイツ語で「親指をしっかり握る」と言って、本当にそのしぐさをする。つまり念力を送ってる感じね。選考発表を待つ緊張の瞬間、オーストリアの首相や大臣たちがずらっと並んでいる様子がテレビに写った。カメラが彼らの胸のあたりを大写しにしながら動いていくと、全員が両手の親指をしっかり握り、つまりこぶしを握り締めながら並んで立っていたのが、なんだかとてもほほえましかった。今回はみんなの念力ももう少しのところで届かなかった。残念だったね、オーストリア。
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