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2008年6月30日(月) スペイン優勝&合唱日本公演ボツ(; ;)!
   
昨日の欧州選手権の決勝ではスペインが44年ぶり、2度目の優勝を果たしました!私はスペインの芸術的とさえ言えるようなすばらしいパスワークに魅せられてしまったので、嬉しかった!あんなにすばらしいスペインですもの。もうそろそろ優勝してもらうのが筋と言うものではないかしら、と思っていたのですが、スペインは今回最も安定してよい試合をして来たチームだったし、あれだけの素晴らしい試合をしたのだから優勝するのが妥当、と言うのが多くの解説者の意見だったので、うん、やっぱり、と納得。ドイツは決勝戦では、残念ながら力を出し切れませんでしたね。後半ではますますスペインのペースになっていったように見えました。

 さてワールドカップのヨーロッパ予選がまもなく始まります。ロシアはすばらしい技術・戦略・スピードでぐんぐん力を伸ばし、たくさんのオーストリア人ファンを獲得しました。そのロシアも、スペインの実力と経験の蓄積には勝てませんでしたが、これからはますます注目されるチームに成長するでしょう。トルコも素晴らしい技術を持った、しかも非常に精神力のあるチームですから、これからが楽しみです。まずはスペイン、おめでとう!そう言えば授賞式で、スペイン王妃がスペインチームの主将(だったと思う)の両頬にキスをされていました! なんて気さくな王妃さま、とちょっとびっくりしましたが、好感が持てました。応援の仕方もオープンですてきだったし。それにしてもスペインチームの主将さん、普通では絶対にできないすてきな体験をしましたね。それから全力を尽くして戦って、サッカーの醍醐味を見せてくれた各国チームの皆さん、ありがとう!次回を楽しみにしています!

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 先週、合唱団の夏休み前最後の練習があり、終わった後、練習場でちょっとだけワインを飲んで、楽しい夏を過ごしてね、また秋に元気で会いましょうね、と挨拶を交わしました。一部の団員たちは、7月末から合宿を兼ねた5日間の南チロルコンサート巡業に行き、別の人たちは、シュタイヤー市立劇場の夏の音楽祭公演「マダム・バタフライ」の合唱団として出演します。私も体力があったら、「マダム・バタフライ」に参加したかったのに残念!きっと貴重な体験ができるでしょうにね。

 ところで、ひょっとするとひょっとして実現しそうだった墺日交流年2009年春の日本公演は、残念ながらボツになりました。駐日オーストリア大使はユング・ヴィーンのCDを聞いて、ぜひ呼びたい、と言って下さったのですが、日本では超無名ですから、他の人たちが希望しなかったようです。ま、日本人にとって見れば、そりゃウィーン少年合唱団の方がいいよね。というわけで、あっけなくボツになってしまいました。実現したらすてきだったのに残念!楽しみにして下さっていた方々、ごめんなさい!


  2008年6月27日(金) 国家元首集合&缶ビールが700円!
   
欧州選手権開催中、ヨーロッパ各国の元首がスタジアムを訪れています。昨日はスペインの皇太子ご夫妻がご臨席、スペインの決勝進出を大いに喜んでいました。残念ながら敗れたロシアはがっかり。決勝に進出できたらプーチン首相の臨席が決まっていたそうです。ドイツのメルケル首相はもう3回も。決勝には当然応援に来るので全部で4回。ドイツ・オーストリア戦の時は、オーストリアのフィッシャー大統領と仲良く並んで応援する姿が見られました。スペインの準決勝進出が決まった試合では、スペイン国王ご夫妻が応援されていましたし、もちろん決勝戦にもいらっしゃるそうです。こうして見ただけでも、ヨーロッパ人にとってサッカーというスポーツがどれだけ大きな意味を持つのかよくわかります。日本人の私としてはちょっとびっくり。

   欧州選手権の経済効果についてもあちこちで言われていますが、高級ホテルはかなりよいと聞いています。それでも決勝の日でもまだ部屋は空いているそうです。ホテル側が観戦客を見込んであれこれ操作したといううわさもあります。がっかりしているのは、ファンゾーンにお店を出している人たち。ものすごく高いお金を払って権利を買ったのに、食べ物、飲み物の値段は決められており、しかもそれが缶ビール一本で700円というような高さなので、まるきり売れず、訴えると言っている店主もいるほど。缶ビール700円なんて、わざわざ見に来てくれるファンで儲けようという魂胆が見えみえで、ファンに対して失礼ですよね。決めたのはサッカー協会かウィーン市か知らないけれど。しかも試合の中継以外の催しもなく、店主たち、日中はすることもなし。ファンたちはファンゾーンに入る前や試合の後に外で食べたり、飲んだりしているようです。ファンゾーンに入るには入り口で厳しい検査があります。

   確かにヨーロッパ各国から観戦客はたくさん来ていますから、ホテルも飲食店もお土産屋さんも、いつもより大分入りがいいのは確かだと思いますが、5割も6割もということはなさそうです。あるホテルの人は、いつもより宿泊客が1割多く、満足と言っていました。けれども共催国であるオーストリアは、同時に安全対策、救急医療対策等、欧州選手権を無事遂行する責任を負っているわけですから、これを組織・運営するのに莫大な費用がかかります。最終的な経済効果は、欧州選手権が終わった後に明らかになるでしょうが、観戦に来てくれたヨーロッパ各国のお客さんが、オーストリアで気持ちのよいサービスを受け、親切で友好的な人たちに出会い、街や観光地を気に入ってくれて、オーストリアという国に好感を持ってくれたら、これが一番嬉しい効果ではないかしら。


 
2008年6月26日(木) 
パブリックコメントとサッカー準決勝
  
昨日、ついに郵便局からファックスでパブリックコメントを送りました。なぜ原稿はできていたのに、なぜこんなに遅くなってしまったかと言うと、どういうわけかメール用の提出フォームにコピーすると、「エラーです。全角文字で記入してください」となってしまったからなのです。注意して全て全角文字になっているのを確かめてから、確認ボタンを押してもまた「エラー」。2日間ほどあれこれ試した後、ついにファックスで送ることに方針転換。大き目の字でプリントアウトして、提出用紙に貼り付け、我が家のファックスは半分壊れていて送信ができないので、郵便局から送信となりました。やっと送信できてホッとしました。  

   内容はこの更新日誌に書いてある「
大阪国際児童文学館の存続を強く要望します!」です。ひこ・田中さんの『児童文学書評』にもお送りしましたら、さっそくパブリックコメント集に載せて下さいました。私は児童文学館の存在はずっと知っていましたが、東京圏が生活圏であったことや、早くにウィーンへ来てしまったことなどにより、私自身は実際には行ったことも利用したこともないために、こういう形で書きました。大阪府民でなくても、文学館に行ったことがなくても、こうした資料館の存在を大切だと思う方、ごく短くてよいのです。どうぞあなたの思いを届けてくださるようお願い致します。大阪府民でないのに、存続を望む人がこんなにいるということを大阪府に知ってもらうだけでも、大きな意味があるのではないでしょうか。

   『児童文学書評』は毎日どんどん更新していて、新しい情報がどんどん入っています。パブリックコメント集やその他の情報を読むにつれ、大阪国際児童文学館が、たくさんの出版社の支援・寄贈により、他のどこでも見られない児童文学・文化の資料が継続的に収集・保管されている、日本で唯一の貴重な資料館なんだ、ということが、しみじみ分かってきます。鳥越信先生の遺贈品で文学館を作ろうとした時、名乗りをあげたのは大阪府だったんだそうです。先見の明のあるすばらしい決断だったのですから、国の援助を要請するとか、賛助会員制度を設けるとか、何とかして日本でたった一つしかない資料館を守って行きたいものだと思います。こうした資料は児童文学・文化の研究、そして実際の教育政策作りに、また後の世代に残す記録としても絶対に必要なものです。そして一度中断してしまったら、その間を埋めること、新たに作り直すことはほぼ不可能でしょう。           
                              

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   こ
ちらはここ数日、急に暑くなってからというもの、毎日必ずと言っていいほど短時間の豪雨が来るのですが、昨晩のは、猛烈な暴風雨で、ほんとにびっくりしました!あまりのすごさにスイス、バーゼルからのサッカー・テレビ中継は途中で三度も中断されちゃうし、ファンゾーンも余りの雷雨と強風に途中閉鎖となりました。なにしろ立っているだけでも大変というような降り方でしたもん。止んだら、32℃の気温がいっぺんに18℃に下がりました。トルコは本当によく頑張ったのに残念でした。次のワールドカップ、欧州選手権に期待していますよぉ。

   今日は私としては何とか新進のロシアに勝って欲しいです。スペインもロシアも同じAグループで、グループ内対戦の時は、ロシアは1:4で負けています。選手権期間中というものすごい短期間に、あんなにグングン伸びたなんて本当にすごいチームですね。大きな試合の体験に乏しかったロシアの若い選手たちが、1試合ごとに試合の進め方を理解し、吸収し、自分のものにして、即実践して
いったということなんでしょうか。ものすごい学習能力と身体能力!選手たちにこれだけの力を出させる監督もすごい! 今日の試合はウィーンで行われますが、昨日のような暴風雨になる可能性は30%だそうです。試合の間だけでいいですから、静かにしていてくれますように!

2008年6月23日(月) 準決勝進出国決まる!
   
昨日準々決勝4戦目、スペイン対イタリア戦が行われ、延長戦後のPK戦でスペインが勝利。それまでに決まったドイツ、トルコ、ロシアと共に準決勝進出と決まりました。私としては圧倒的な精神的強さを見せたトルコと、技術、戦術、スピード全てのすばらしさでメキメキ力を上げて来たロシアを応援したいですが、トルコ、ロシアとも重要な選手が出場停止になっているとあって、心配。
   
   今日と明日は試合がなく静かです。選手のみんな、しっかり体力回復&準備して、ベストコンディションで戦って下さいね。

2008年6月20日(金) 決勝トーナメント始まる
  
16日、「コルドバの奇蹟」は残念ながら成りませんでした。でも、オーストリアが勝つのは運と試合の流れが味方してくれたら、という条件つきでしたから、まあ仕方がなかったでしょう。30年前とはチームも全然違うのだしね。監督が退場処分になったのも響いたと思いますが。

  オーストリアとドイツの試合は、後半の途中から見ましたが、なんだか見甲斐のない試合でしたね。ドイツも実力を発揮していなかったし、オーストリアも相変わらずゴールぎわのパスが全然ダメだし、で、無理してシュートするから全然入らないし。第1戦の対クロアチア戦では(あ、もしかしたら第2戦の対ポーランド戦だったかも)、前半何度もシュートのチャンスがあり、しかも入らなくてはいけないようなシュートだったのに全部ダメでそれが後に響きました。

  3つの試合を振り返って見ると、オーストリアは防衛する方はまあまあだけど、
攻撃はまだまだだめってことね。だって結局フリーキックでない、本当の得点は1点もなかったし、ゴールに入らなければ得点にはならないんですからね。オーストリアのチームはまだ新しいらしいし、これからまだまだ伸びると監督が言っていましたが、がんばってトレーニングして、次の欧州選手権には予選を勝ち抜いて参加して欲しいです。

  さて、昨日から決勝トーナメントに入りました。ドイツはグループ戦の時は、どうしたの? これが2002年の日本でのワールドカップであんなにいい試合をしたドイツなの?!というような試合振りでしたが、昨日準々決勝に入ったとたんにものすごくよくなりましたね。昨日は、両チームともかなりレベルの高い試合を展開しましたが、昨日はどう見てもポルトガルよりドイツの方が試合振りが上でした。

  多分欧州選手権が面白いのは参加各国の実力が伯仲していて、どうなるかわからない、というところにあるのでしょうね。ほとんど毎回優勝国が違います。
優勝はスペイン、オランダ、ひょっとするとトルコ? もしやドイツが4回目の欧州選手権優勝?と全然見当がつきませんね。
ま、これからも楽しもうと思います。

   ところで、2002年の日本でのワールドカップではにわかサッカーファンになって、ガンガン応援したけれど、その後はもう興味がなくなって、今回は何事もなく無事に済むことを願うだけなんて書いたくせに、気がつくと、毎日欧州選手権公式サイトをチェックし、試合もたいてい後半から見てるし、その後の解説も熱心に聴いている私がいるじゃありませんか! 自分でもちょっとびっくり。ま、いいでしょう。いい試合を見るのは気持ちいいですもんね。
 

2008年6月19日(木)
  
ひこ・田中さんから、大阪国際児童文学館存続についてのパブリックコメント募集に関して、大阪国際児童文学館存続の意義がどこにあるのか、どうして存続させて欲しいのかについて、わかりやすい解説が届きました。ただパブリックコメントを書いて、と言われても、まずどういう意義を持った図書館なのかを知らなくては書けませんし、存続して欲しいけれど、何をどうやって書けばいいのか、と思案していらっしゃる方も多いと思いますので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。ひこ・田中さんご本人の承諾を得て、ここに転載させていただきます。どうぞ下のタイトルをクリックして下さい。

  大阪児童文学館はだから存続させて欲しい!存続の意義
   (このタイトルは私がつけたものです。)
  

2008年6月15日(日) 大阪国際児童文学館、まだ遅くない!
   
ひこ・田中さんからメールを頂きましたので、ご本人の承諾を得て、みなさんにもお知らせ致します。大阪国際児童文学館は知事案では統合廃館となりましたが、まだ決定したわけではありません。

   今、大阪府がこの案に関するパブリックコメントを募集しており、それに基づいて案の検討をします。パブリックコメント募集についての説明等は、「児童文学書評」http://www.hico.jp にありますので、ぜひご意見をお寄せ下さい。

政策プログラムについてのパブリックコメント募集期間は、2008年6月13日〜7月14日までです。郵送でも、ファックス、メールでもかまいません。当日消印有効。ただし、大阪国際児童文学館については7月1日の会議で検討されるそうですので、どうぞ6月中に届けて下さるようお願い致します。

    もう一つひこ・田中さんからのお願いです。パブリックコメントとして書かれたその意見を、「児童文学書評」にも掲載させていただけないでしょうかということです。こちらでの掲載は、ハンドルネームでもかまいません。様々な人の様々な意見が共有できますように、どうぞ iken@hico.jp へ、お送りいただきますようお願い致します。

ところで肝心の大阪府立国際児童文学館のサイトこちらです。



  

大阪国際児童文学館の存続を強く要望します!
  

大阪国際児童文学館は、国際的規模で児童文学・文化関係資料を収集する国内唯一の研究機関です。  一般図書館とは別の機能を持っていますから、統合廃館されてしまうと研究図書館としての特性が失われてしまいます。JBBY(社団法人 日本国際児童図書評議会)は「子どもの本に関する専門家の派遣、招聘による国際交流(ホームページより)」はしていますが、国内外の児童文学研究者に対して研修員・研究生としての研究の機会を開いている機関は大阪国際児童文学館の他にありません。また世界における児童文学研究者を対象とする国際的児童文学賞「国際グリム賞」を設け、隔年授与をしています。日本で唯一、世界の研究者にも開かれた研究図書館なのです。

 私はオーストリア国際児童図書評議会から短期奨学金を得たことで、マルティン・アウアーの勉強をすることができましたし、ミュンヒェン国際児童図書館の短期奨学金により、日本にはないベヒシュタインの資料を読むことができ、それがベヒシュタイン童話伝説集の出版になくてはならない役割を果たしてくれました。これを可能にしてくれたオーストリアとドイツに、そしてその文化政策に大変感謝していますし、高く評価しています。後に、翻訳出版された私の本を寄贈することで、本当にささやかですが、恩返しをすることができました。世界中で交流と相互理解を広げて行くためには、研究者の交換はどうしても必要です。

  もし私の韓国の友人が、前から希望していた大阪府立国際児童文学館の研修員あるいは研究生として日本児童文学の研究をするチャンスを与えられたなら、やはり彼女も私と同じように、そのようなすばらしい研究図書館を持つ大阪に感謝し、また大阪を高く評価することでしょう。そして研究報告と一緒にきっと彼女の翻訳作品が届くことでしょう。外国の研究者を招くことによって、日本の児童文学を世界に知ってもらう機会は広がって行き、児童文学館は国際的な文化交流に大きく貢献することになります。こうした事業は研究図書館だからこそできることですし、それが大阪をGDPの高さゆえではなく、都市としての文化的な高さ、品格で評価される街にしてくれます。こんなすばらしい研究図書館を持っていることは、大阪府民の誇りであり、また日本の誇りではないでしょうか。         

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 ただ、今回調べてわかったのですが、大阪国際児童文学館は奨学金の授与はしていません。ですから研修員(大学などからの派遣)あるいは研究生(個人)は派遣者、個人のどちらが持つにしても滞在費(と文学館を利用するための月々の負担金)を負担しなければなりません。こうなると外国から研究のために滞在するのは、実際問題としては相当難しくなります。大阪国際児童文学館を存続させた上で、さらに外国からの研究者のための奨学金制度をぜひ整備して欲しいと思います。

  後日談:実は昔は奨学金を出していたのだそうです。でも財政切り詰めでカットされたんですって!全く、なんてお金の使い道を知らないやり方!だって奨学生として勉強するチャンスを与えられた人は、ほとんどの場合、翻訳をしたり、大学で日本の児童文学について教えたり、一生日本の児童文学と関わっていってくれる人なんですから、こんなに安い投資はないじゃない。しかも知日家になってくれるという最高の宝も得られると言うのに! 世界に名だたる経済大国でありながら、自分の国の児童文学・文化について、外国の人たちに研究してもらうための奨学金も出していないなんて、恥ずかしいと思うけどなあ。
  

 

2008年6月14日(土) 三度目の熱とサッカー欧州選手権
  
2週間もご無沙汰してしまってごめんなさい!日本のお天気もかなり変わりやすいようですが、こちらでもずっとメチャクチャなお天気が続いています。昨日からは突然気温が下がり、最高気温が15℃!6月初めから30℃の蒸し暑さのさなかに突然のあられ・雷・稲妻つきの短時間の豪雨、その後は10℃以上気温が急低下、というようなお天気を毎日のように繰り返しているうち、体調が狂って全然眠れなくなってしまい、毎日疲れとだるさが続いて、ついに身体がその負担に耐えられなくなり、熱を出してしまいました。

  日本から帰ってからもう3度目の熱でしたから、それまではもうずいぶん長い間熱を出さずに済んでいただけに、幾らお天気がひどく、血液像も悪くなったといっても、それだけでこんなに熱が出るようになってしまうものなのだろうかと心配になってしまいました。そこで指圧師さんに話したところ、身体に負担がかかるお天気の状態が続いて体力が落ちていたところに、指圧治療の影響そのものも加わって起きたと考えられるのでは、ということだったので、言われて見れば確かにそうだと納得しました。

 指圧の効果・反応、身体への生理的な影響は、普通思うよりずっと大きくて、本当にびっくりしてしまいます。初めて受けた後はそれだけでかなり高い熱が出ましたし、今でも毎回終わったあとは、しばらくちょっと寒気がします。ですから治療の後はお風呂に入らない、よく休む、無理をしないといった注意はしていたのだけれど、今回はさらに健康な人でも体調がおかしくなるようなお天気の影響がさらに加わって、どうしようもなくなってしまった、ということだったみたい。

 でもお陰様で腕の具合はずいぶんよくなって来ました。右手を頭に乗せられるようになったし、まだまっすぐ上に右手を伸ばすことはできないけれど、かなり上まで上がるようになって来ました。ただ持つだけなら、かなり重いものも右手で持てるようになりました。パソコンに向かって書いていて腕が痛くなるということももうありません。これからは負担が大きくなり過ぎないように、毎週ではなく、2週間に一度くらいのペースにしては、というアドバイスに従おうと思います。もうそう長くはかからないはず。リハビリ体操がんばろうっと!

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 ウィーンは今、サッカー欧州選手権の真っ最中で、毎日すごく賑やかですが、日本でも欧州選手権への関心は相当大きいようですね。さて今、オーストリアの関心事は、ただ一つ、来週月曜日、16日の対ドイツ戦に勝つ!ということだけ。

 強豪ドイツに勝つのは相当大変ですが、オーストリアは雰囲気に左右されながらも、結構いい試合をしているので、運と雰囲気が味方してくれれば、勝機はないとは言えません。第一戦の対クロアチア戦では、運の悪いファウルによるフリーキック(私はサッカーのルールについてはほとんど知らないので、用語が間違っていたらお許しを。)で1点入れられたけれど、試合振りそのものはかなりよかったし、その時の相手のクロアチアがドイツを破ったのだから、対ドイツ戦はひょっとすると勝てるかも?!と思ってしまうのは、単にひいきしているからだけとも言えないでしょ? もちろんドイツは、今までまるで顔を立てられなかったので、月曜日は猛烈がんばるだろうから、オーストリアも必死の覚悟で行かないとね。

 とにかく月曜日は応援します! 合唱練習があるけれど、10時少し前には帰宅できるので最後の部分は見られるはず。オーストリアの新聞についていた1週間分のテレビ版、16日のサッカー中継解説のところに、「おお、サッカーの神様!コルドバの勝利から30年経った今、どうか我々にもう一度あの奇蹟を!」と書いてあるのでクスッっと笑ってしまいました。コルドバの勝利というのは、1978年のスペインでのワールドカップの時、終了間際にオーストリアが1点を入れて、3:2で劇的にドイツを破った試合のことです。

 もうとっくにご存知かも知れませんが、下の欧州選手権日本語公式サイトは、試合経過の説明がとてもわかりやすく、私のような素人でもよくわかるし、今までの結果、これからの対戦、その場所、ファン・ゾーンの様子など知りたいことが見やすく書いてありますのでどうぞ!写真も豊富です。みなさんもオーストリア応援してね! 

欧州選手権日本語公式サイト
http://jp.euro2008.uefa.com/index.html

   

2008年6月1日(日) EURO2008 
     
これはお金のユーロではなくて、4年ごとに開かれるサッカーのヨーロッパカップのこと。ヨーロッパ52カ国、地域から予選を勝ち抜いた16カ国が熱戦を繰り広げる。今回は、オーストリアとスイスが主催国なので、国を挙げての大準備の真っ最中。期間は6月7日から29日までの約3週間で、試合はオーストリアではウィーンの他にザルツブルク、クラーゲンフルト、インスブルックで開かれる。オーストリアはすごく弱いのだけれど、主催国なので参加できるため、少なくとも3試合は戦える。というわけで、ミネラルウォーターやビールの6本入りボックスを買うとオーストリア国旗がついて来るなど、オーストリアを応援するための様々な作戦が展開されている。さて、どの位の試合を見せてくれるのだろうか。

   ところでその話をするとみんながコルドバ、コルドバと言うので、なあに、それ?と聞いたら、もう30年だか35年前のこと、スペインで開かれたワールドカップで(ということは、当時はオーストリアもかなり強かったのね!)優勝候補の超強豪ドイツをオーストリアが破るという、オーストリア人には一生忘れられない記念すべき試合が行われたのだそう。う〜ん、コルドバの勝利の再現目指して頑張ってくれるなら、私も応援しちゃおうかしら。

   ウィーンでは、市庁舎前と王宮前の英雄広場に大画面を前に、みんなで試合観戦・応援ができるパブリック・ビューイング・ゾーンが設置されるため、準備・ヨーロッパカップ期間中・片付けの間の6月2日から7月初めまで、市庁舎の隣りにあるウィーン大学前のショッテントアから、国立オペラ座までのリンク通りの交通が閉鎖される。大規模な警備・救急医療体制が敷かれ、また期間中、商店、スーパーマーケットは日曜も営業する。

私は日本でサッカーのワールドカップが開かれた時には、にわかサッカーファンになってガンガン応援したけれど、それっきり。それで今回の私の気がかりは、交通渋滞や騒音やものすごい人出。皆が楽しんで、警備・医療体制がスムーズに機能し、大きな事件もなく無事に終わりますように、と願うばかりだ。

2008年5月30日(金) 
  
ついに船便で日本から送った80kgの本が着きました!そこで今日は本箱を2つ買いにIKEAに行って来ました。重くて大きいので、届けてもらうようにして来ました。来るのは来週の金曜日。本箱を入れるには、代わりに大きなソファを捨てなくてはなりませんが、そうしたら本箱の前に低くて和風の感じのテーブルを置き、お座布団を敷いて、和風コーナーを作ろうと思っています。障子風の衝立もあるし。お薄でも点てることにしましょうか。

 さてウィーンも3日くらい前から突然暑くなり、毎日最高気温が30℃。建物の壁はまだ熱くなっていないので、家の中はまだ快適です。でも幾らなんでも冬の布団では汗びしょびしょになってしまうので、急いで夏布団に取り替えました。

2008年5月22日(木) ホイリゲのオープニング  
 
  
ホイリゲの建物と壁を伝うブドウの木

   今日は「聖体の祝日」でまたもや休日。今日で息の長い連休という感じに、イースターから時々あったキリスト教の祝日もおしまいです。オーケストラ団員の友人の同僚のご両親の所有するホイリゲのオープニングがあり、同僚の組んでいるシュランメル音楽のアンサンブルもそこで演奏すると言うので、行って来ました。今日からは気温も上がり始め、夕方にはお天気もすっかりよくなって運のよいオープニングとなりました。大分日が伸びて、9時近くでもまだ明るいのです。

   シュランメル音楽というのは、ホイリゲで演奏されるウィーン特有の音楽ジャンルで、19世紀の終わりにシュランメル兄弟が始めたところから、こう呼ばれます。小唄や民謡、人々に親しまれているウィーンの行進曲やワルツなど、いわば当時の流行歌を演奏しました。独特の哀調が心に沁み込んできます。今日のアンサンブルはバイオリン2台にボタン式アコーデオン、そしてコントラギターという典型的な組み合わせ。時々、写真のコントラギターの男性と、女性とで歌も歌われました。猛烈ウィーン方言で歌うので、私には意味のわからない箇所もあちこちにあります。でも響きがとてもいい感じ。ウィーン方言はとてもやわらかく響くので、ドイツ語の関西弁と言われています。飲んだ白ワインの品種はリースリング。ふくよかで、マイルドでとてもおいしかった! 

 
 演奏するシュランメル・アンサンブル       新酒とホイリゲ音楽を楽しむ

2008年5月20日(火) 寒さ逆戻り
   
最高気温が27℃、28℃で素晴らしいお天気という夏を思わせるような日々が続いたと思ったら、先週の終わりから急にお天気が悪くなり、気温も下がって毎日雨。昨日なんて一日中10℃を越えない寒さ!集中暖房の我が家にはとっくに暖房など入らなくなっていたので、毎日長袖セーターを着て過ごしていたら、今日の晩になって、お!暖房機が温かい!ほんの少しですが暖房が入りました!ああ、嬉しい!ほんの少し暖房が入るだけで、家の中はずっと居心地がよくなりました。

 
2008年5月17日(土) もう大丈夫です!
   
昨日の午後からまた起き上がりました!ご心配・お見舞いのメールを何通も頂き、本当にありがとうございました。もう大丈夫ですので、どうぞご安心ください。

   これは私の持病ですから、熱が出た時の対処の仕方にはもう何十年の経験がありますのでだいじょうぶです。昔は40℃の熱が出るのが普通でしたし、その度に入院しなければならない時期もありましたが、何年も経って後、やっと一応の診断がついてからは(日本では血管炎症候群、オーストリアでは、何とモーツァルトとおそろい(!)のエリテマ・ノドズム)、対処の仕方がわかるようになって、入院しなくても済むようになりましたし、さらに今ではその熱もごくたまに出るくらいと言えるまでになりました。まず再生不良性貧血があって、さらにこの第2の病気が重なったので、ちょっとやっかいですがだいじょうぶ。熱が出たら、即食べるのをやめ、病室体制を整え、とにかく水をたくさん飲みつつ寝ています。熱は上がるところまで上がらせてから、下がり始める時を見逃さず、その時点で薬(副腎皮質ホルモン剤)を飲みます。今はお陰様でもう40℃まで上がることはなくなりました。下がってもすぐに薬をやめず、毎日少しずつ服用量を減らして行きます。下がってから2日間は寝ている必要があります。薬を飲むのが早過ぎると、熱はちゃんと下がらず、ずるずると長引いてしまうので、この見極めが大事。もちろん起き上がるのが早過ぎても、熱がぶり返しますから、十分休むことが必要です。

   飲食物でいちばん大切なのは、とにかく水をたくさん飲むこと。お腹がすかないうちはジャンジャン水を飲むだけ。少し回復してきてお腹が空いて来たら、まずはビタミン・ミネラルを補給するために、野菜や海藻のスープ。それから炭水化物、蛋白質と加えて行きます。

 もちろん熱が出ないよう、体力に無理がないよう調整するのが一番大事なわけですが、今回は日本から帰って以来ずっと異常な疲労感が続いていましたので、旅の疲れで体調が落ちたのが原因のようです。片道12時間近くの飛行機の旅だけでも相当な負担ですが、さらにがんばって荷物の整理をしたので、私の体力にはきつ過ぎたのでしょう。ま、でもこれはどうしてもやってしまわなくてはいけないことでしたから、これからまた血液の状態を改善すべく、そして体力を回復すべく、日常生活に気をつけて行きます。本当にご心配をおかけいたしました。

 熱が出てしまうと一番大変かつ心に辛いのは、約束を延ばしてもらったり、断らざるを得なくなったりの、日程の調整し直しをしなくてはならないこと。今回は残念ながら、5月11日の聖霊降臨祭のミサと16日のウィーン各区芸術週間の催しの一つであるコンサート、またその前の練習に出ることができませんでした。

 これからしばらくは今までよりももっと体力に余裕を持った日程を立てることに致しましょう。

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大阪国際児童文学館存続のための署名は締め切りが延びたのと同時に、ひこ・田中さんがメール添付で署名用紙を送る可能性も作って下さったので、無事昨晩、スキャンした署名用紙をPDFデータとして添付して送ることができました。ご協力下さった皆さま、感謝致します。本当にありがとうございました!
   

2008年5月14日(水) 体調を崩しました
  
先週の後半から体調を崩し、熱が出たり、長いことおとなしかった慢性胃炎がまた活動を始めたりしています。昨日、お医者さんに行ったら、血液検査の結果が悪くなっていて、白血球と血小板がガタンと減っていました。これで猛烈な疲れの理由もわかりましたが、昨日の晩、また38℃の熱が出てしまいました。でも、どうぞご心配なく。しばらくおとなしく休んでいればいいのですから。ただ、メールの返信が滞ってしまって失礼しています。ごめんなさい。こういう事情ですので、どうかもうしばらくお待ち下さるようお願い致します。


 
2008年5月11日(日) 大阪国際児童文学館存続のための署名その後
   
大阪国際児童文学館の危機の情報が入ってから締め切りまで余り時間がなかったのですが、9日(金)まででどうにか署名用紙1枚10名分の署名をしていただくことができました。オーストリアと日本との時差は7時間で、日本の方が先を行っているので、こちらの9日に出せば、日本の10日に着きます。
 
   そして9日に送ろうとしたら、何と宛先のファックス番号は「ただ今使われておりません」になってしまって送れません! そこですぐに文学書評のひこ田中さんにメールで問合わせたところ、お忙しいと思うのに、翌日の朝にはもう返信がメールボックスに入っていました!地域によってか、何によってか、時々そういうことが起こるのだそうで、その場合の送り先番号を教えて下さいました。

   ところが一つ大問題。実は我が家のファックス電話は半分壊れていて、ファックスを受け取ることはできるのですが、送ることができないため、署名用紙は郵便局から送らなくてはならないのです。ところが10日は土曜日。オーストリアでは土曜日は郵便局はお休みです。もちろん日曜日も。しかも月曜日(12日)も聖霊降臨節の月曜日で祝日! もちろん本局まで行けば、土日でも開いているのですが、予定が入っていてそれができませんでした。何とか明日の午前中なら行けそうなので、ひこ田中さんにもう一度、こういう事情で少し遅れてしまいますが、このことをどうか事務局にお伝え下さるようお願い致します、署名用紙にも事情を添えてお送りします、とお願いしようと思っていました。

  わあ、そうしたら、何と嬉しいこと! いつも回っているサイトに署名の締め切りが延びました、と書いてあるではありませんか! 急いで
児童文学書評を見たら、下の表示がトップに! ああ、よかった!これならもう少し署名を集められます!  

     ■大阪国際児童文学館存続のための署名は

提出日が19日以降になりましたので、締め切りが伸びました!
とりあえずは17日をめどにお願いします。


ということですので、皆様もどうぞよろしくお願い致します。児童文学書評のトップで、日本書籍出版協会の要望書が見られるようになりましたので、どうぞ児童文学書評の文字をクリックしてご覧下さい。出版社側からの主張がよくわかります。

2008年5月9日(金) ウィーン芸術週間始まる
   
21時20分。市庁舎前広場の特設舞台で、ウィーン芸術週間のオープニングコンサートが始まりました。このコンサートは若い音楽家たちの国際コンクールのファイナルも兼ねていて、セミファイナルを勝ち抜いた7人のティーンエイジャー・アーティストが演奏を披露しました。楽器は様々。伴奏はウィーン交響楽団。

  みんな演奏も堂々としていたし、それぞれに良かったけれど、私が入賞はこの3人かな、と思ったうちの2人が2位と3位に入りました!2位は、フィンランドの男の子で、チャイコフスキーのピアノコンチェルト(何番かは忘れました)からの1楽章を弾きましたが、タッチが素晴らしくて感嘆しました。カルメン・ファンタジーを弾いて3位に入賞したバイオリンの女の子(ノルウェー)は、携帯による投票で聴衆賞も獲得。1位はクラリネットを演奏したギリシャの男の子でしたが、名前を呼ばれたとたん、え?僕が?!という表情をして、それからちょっと目を潤ませたような感じでした。その表情と仕草がとてもかわいかった!みんな、よい演奏家に育って行きますように! 

   その後はアンゲリカ・キルヒシュラーガーとウィーン少年合唱団が歌って、雰囲気を盛り上げました。最後の最後は「美しき青きドナウ」の演奏となり、「皆さん、どうぞワルツで締めくくりましょう!」と言う呼びかけに、セミファイナルの出場者も一緒に、舞台では男性の出演者たちがそれぞれに女性の前でお辞儀をしてダンスへのお誘い。女性たちは優雅な「ありがとう、喜んで」のお辞儀を返し、幾つものカップルがワルツを踊り始めました。そのうちに客席でも、あちらこちらとワルツが始まり、ワルツの波は次第に大きくなっていきました。いかにもウィーンらしい終わり方でした。世界各国に生中継されたようなので、ひょっとしてひょっとすると、日本でも少しだけ見られたかしら。

   ウィーンに17ある市営プールは5月2日にプール開き。ドナウの川辺にもテラスが張り出されて、夏の間、川風に吹かれながら、おいしい食事と楽しいおしゃべりが楽しめるようになりました。これからはホイリゲの中庭やテラスでワインを楽しむのが嬉しい季節です。日はぐんぐん伸びて、9時近くまで明るいし、最高気温も20℃を越えるようになったので、みんな外へ出たくてたまらない季節になりました。

2008年5月2日(金) 大阪国際児童文学館の危機!
    
大阪府立国際児童文学館が、橋本知事の方針で統廃合の危機に瀕していることを、おひさま文庫の掲示板で知りました。っくりしました!名声はかねがね聞いていましたけれど、まだ一度も行く機会のなかった大阪国際児童文学館が、そんな大変なことになってるなんて!

これは児童文学、児童文化、日本の子どもの将来に関心のある全ての人に関わることだと思いますので、私もみなさまにお知らせしたいと思います。

 国際児童文学館は、早稲田大学の教授であった鳥越信氏の寄贈図書をもとに、84年にオープンし、財団法人として運営、児童文学・絵本以外にも、ほかでは保存されていない紙芝居や漫画など、たくさんの寄贈資料ほか、貴重な資料を収集保存し、現在では70万点にもなるそうです。  

  貴重な図書館・資料館としての機能を果たすほか、お話し会、展示会、講演会等を開催し、また地域文庫のお母さん方、学校とも連携して読書運動を展開してきました。また児童文学研究施設として、世界各国の研究機関とも連携し、特別研究員制度を設けたり、研究者のための国際グリム賞を出したりと、普通の図書館ではできない活動もたくさん行ってきました。

  私自身は残念ながらまだこの国際児童文学館に行ったことはないのですが、ここで働いていた方を知っていますし、韓国の翻訳者の友人が、いつか日本児童文学の勉強に行きたいので、ぜひこの図書館に応募して特別研究員になりたいと言っていましたし、素晴らしい児童文学館であることは、いつも耳に入っていたので、とても身近に感じていました。また鳥越先生の寄贈図書をもとにこの児童文学館ができたことは今回初めて知ったのですが、鳥越先生には、日本児童文学協会の合宿でお会いして、直訴(?)し、早稲田大での児童文学の講義聴講の許可を頂いたことがあります。でも残念ながら、ちょうど学生運動真っ盛りの時期でしたから、一度聴講しただけで、大学が封鎖されてしまい、それきりになってしまったのでしたが。先生の著書は私の宝物でした。早稲田の学生ではなかったのに、当時は早稲田大学児童文学研究会の活動にも加わっていました。

  もし統廃合されると、どういうことになりそうなのかは、竹内オサムさんの下の「関西フォトジャーナル」の記事「守れ、子どもたちの感性のために」をどうぞお読み下さい。↓

  http://mainichi.jp/kansai/photo/news/20080411oog00m040006000c.html

  国際児童文学館を存続させるために、橋本知事への存続願いの署名を集めています。児童文学者、ひこ田中さんの児童文学書評に、署名用紙、送り方
が書いてあります。

 締め切りは5月10日です。

 大阪府立国際児童文学館のサイトはこちらです。

  私も署名を送ります。趣旨に賛同される方、どうぞご協力よろしくお願い致します。

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